プロジェクト概要
本リサーチ・グループ(正式名称:多文化的背景を持つ児童生徒教育のための研究グループ)は、現代日本社会の喫緊の課題である多文化共生社会にむけて、地域社会の内包する現代的諸課題に関してデータ収集および分析を通して多角的に考察し、今後の課題解決へ向けて社会に対する提言を行うことを目的としています。
具体的には、近隣の小中学校、高等学校等の教育現場、幼稚園・保育園等を調査研究対象としてその現状を把握し、外国にルーツのある子どもたちをめぐる生活や教育の課題について、日本語教育学、教科教育学、言語人類学、国際教育学、国際政治経済学等の学際的な視野から複合的に議論を深め、今後の課題解決へ向けて社会に対する実効的な提言を行います。
グループメンバー




井上 里鶴
所属
つくばにほんごサポート
専門
日本語教育、サービス・ラーニング
地域に根ざした日本語教育をモットーにしています。未来を作る子どもたちと一緒にがんばります!





Kuanysh Tastanbekova
所属
筑波大学人間系
専門
比較・国際教育学、言語教育政策研究、中央アジア諸国教育制度・政策研究
外国籍児童の母親と言語教育政策研究者としてお役に立ちたいです。


許 明子
所属
名古屋大学国際機構国際言語センター
専門
日本語教育学、コミュニケーション論
私達の社会は人も言葉も仕事も考え方も様々。その多様性が私達を豊かにしてくれます。



山本 容子
所属
筑波大学人間系
専門
理科教育学、環境教育論
理科学習と日本語の学習が相互に関連しながら促進されるような、子どもの好奇心と探究心を高める学習のあり方を探っていきたいと思います。

米田 宏樹
所属
筑波大学人間系
専門
特別支援教育学、知的障害教育・福祉史、インクルーシブ教育
特別な教育的ニーズのある子どもたちに対する支援をシステムと教育実践の両方から考えていきます。
地域社会における暮らしの中でことばの特質を捉える研究を目指しています。